JMTSでは、日本で介護職として働くことを希望する生徒に対して、週1回の実技トレーニングを実施しています。
日本の介護現場で必要とされる知識と姿勢を、専門の講師と日本語環境の中で体得できるよう設計しています。
実施内容|週1回の専門トレーニング
介護トレーニングは、介護福祉士の資格を持つ日本人の専門講師が担当しています。
授業はすべて日本語で実施され、生徒は実際に体を動かしながら現場を想定した実技を学びます。
使用する教材・設備:
- 介護用ベッド
- 車椅子
- 歩行補助具
- 歯磨き・着替え
- 塗り絵など高齢者とのアクティビティ
実際の練習では、以下のような技術を学びます:
- ベッド上での体位変換・起き上がり介助
- 車椅子への移乗・ブレーキ操作・声かけ
- 利用者とのコミュニケーションの取り方(敬語・やさしい言葉)

少人数制による“きめ細かな指導
授業は1クラス5〜7名程度の少人数制で行われ、講師が一人ひとりの理解度や動きに目を配りながら丁寧に指導します。
実技の後には、生徒同士でフィードバックをし合いながら、
「どの言葉が伝わりやすいか」「どの動作が利用者にとって安心か」など、相手の立場で考える力も養っています。
すべて“日本語のみ”で行う理由
日本で働く際、現場は当然すべて日本語でのやりとりとなります。
そのため、JMTSでは最初から日本語のみの環境で指導を行い、実践に近い状況で経験を積むことを重視しています。日本語で指導を受けることで、日本で就職後も日本人上司からの指示をスムーズに受け、臆せずに対応できるようになります。
最初は不安そうな表情だった生徒たちも、数回の授業を経て「お願いします」「気をつけてくださいね」などの日本語での声かけが自然に出るようになってきます。
現場で“すぐに役立つ”人材を目指して
介護は技術だけでなく、心遣いや信頼関係が非常に重要な仕事です。
JMTSでは、語学・専門スキル・礼儀作法の3つを同時に育て、企業様の現場で安心してお任せいただける人材を送り出しています。
受け入れをご検討中の企業様は、ぜひ一度トレーニングの様子をご覧ください。
生徒たちの真剣な眼差しと、現場への想いを感じていただけるはずです。
ご質問や現地視察のお申し込みは、お気軽にご連絡ください。
