JMTS Toshin Japanese Language & Training School
2025-05-23

ミャンマー人材の育成環境|マナー・生活ルール・道徳の実践

JMTSでは、日本での就労を目指すミャンマー人材に対して、語学教育だけでなく、社会人として必要な“心の教育”にも力を入れています。
単なる知識やスキルではなく、現場で信頼され、長く働ける人材を育てるための取り組みをご紹介します。

マナー教育:敬意を持ち、あいさつを大切にする習慣づけ

JMTSでは、日本語会話の授業を通じて「言葉の正確さ」だけでなく、「態度や敬意」を重視しています。

・日本人ボランティア講師5名が定期的に会話授業を担当し、自然な発音や実践的なやりとりを指導
・ミャンマー人講師の授業では、開始・終了時に必ずお辞儀とあいさつを実践
・「目上の人に対する言葉づかい」や「報告・相談の場面」など、マナーを体得するシーンを日常化

あいさつや礼儀を重視する日本社会において、自然に敬意を示せる態度は、企業からの高い評価につながっています。

生活ルール教育:日本の職場で困らないための“基本”を徹底

日本での生活においては、仕事以外の場面でも“ルール”が求められます。JMTSでは、学校生活の中に生活ルールを組み込み、日常的に習慣化を促しています。

・登校時間を明確にし、遅刻・早退・欠席の際は事前連絡を必須化
・ゴミの分別・出し方、トイレや寮の掃除など、生活スキルを学校内で実践
・会話授業ではロールプレイング形式で、「ゴミの出し方」「有休の取り方」「買い物・病院での対応」などを体験

日本で初めて一人暮らしをする生徒も多いため、現地での段階的な生活指導は、入国後の混乱を防ぎます。

道徳指導の導入:思考力と判断力を養う“心の教育”

JMTSでは、日本の義務教育で取り入れられている「道徳」の一部を取り入れた授業を導入しています。

・「なぜそれが正しいのか」「自分と相手にとって良い判断とは?」といった考える力のトレーニング
・善悪の判断や社会性、責任感などを育むことで、日本人と近い価値観・道徳観を身につける
・企業でのトラブルを未然に防ぎ、“目先の利益よりも、会社と自分の将来を考えた行動”ができる人材を育成

受け身になりがちな暗記型教育ではなく、「自分で考える」「対話を通して学ぶ」教育が、職場での信頼構築にもつながります。

JMTSの目指す人材とは?

私たちは、単に日本語を話せる人ではなく、“日本社会の一員として、共に働き、考え、成長できる人材”になれるように教育方針を掲げています。

そのために、日本語教育だけでなく、マナー・生活ルール・道徳の授業や実践によって教育の質を日々高めています。企業の皆様にとって、「安心して迎え入れられる人材」を目指しています。